障害当事者、がんサバイバー当事者。精神科訪問看護・相談支援・居住支援を通じて、障害のある方の自立を支えてきました。
経験は、誰かの未来を照らす力になる。
人生の第三幕を、学びと実践、そして対話でひらく。
支援者向け講演・研修を行っています
― 自立を支えるのは、支援者の思いから ―
「キミの未来は意外と悪くない」
自立は、一人で成し遂げるものではない。
支えられた当事者として。支援を届ける組織をつくった経営者として。二つの立場から、自立を支える関わりと仕組みをお伝えします。
15歳で骨肉腫を患い、16歳で右脚を失った私は、就職難や挫折を経て、医療・福祉事業を創業しました。その歩みを支えたのは、自分の努力だけでなく、人との出会い、必要な知識、挑戦の機会でした。講演では、成功だけでなく迷いや失敗もお話しします。実体験をもとに、日々の支援や組織運営を見つめ直す視点をお届けします。
この講演は一般論ではありません。支援者のみなさんの「ひとこと」が、人の人生を大きく動かすことがある。実体験から伝える、当事者からの“返礼”です。
自立とは、何でも一人でできることではありません。支えを借りながら自分の人生を選んできた経験から、本人の希望を聴き、選択肢を一緒に考える関わりをお伝えします。
将来が見えなかった私の支えになった、看護師との出会い。「看護の力で救われた」経験を通じて、病気の先にある暮らしや希望に目を向けること、日々の関わりが持つ意味を考えます。
本人の意思を大切にする支援を、職員個人の頑張りだけに頼らず続けるには。医療・福祉事業の創業・経営での試行錯誤から、理念の共有や連携、支援を続けるための組織運営を考えます。
対象者や開催目的に合わせて、講演テーマや内容をご相談いただけます。

メディア掲載・出演 中日新聞/東京新聞/中部経済新聞/岐阜新聞/ぎふチャンラジオ
15歳のとき骨肉腫を発症し、誕生日の前日に入院。16歳で右脚を切断。以来、義足での生活が始まった。社会へ出る可能性を探るが困難に直面。アルバイトから自立へのきっかけを探した。
東証プライム上場企業(建設不動産系)で約18年間勤務。部門責任者などマネジメント業務を経て2011年に独立し、株式会社くらしケアを創業。その原点は、障害児支援サービスのNPO法人を経営していた時代に、重い障がいのある子どもたちとお母さんたちと出会い、『親なきあと問題』を知ったことだった。くらしケアは精神科訪問看護・相談支援・居住支援を軸に、障がい者の自立支援事業を展開。2024年、医療法人グループへ加わることを選択し、事業承継(M&A)した。
現在は医療法人グループの顧問として活動を続けながら、人生の第三章となる新たな活動を進めている。地域包括ケア、障がい福祉・企業経営・事業承継・住まいなど、現場で積み上げてきた経験を活かし、良い支援者を応援する活動を通じて、自立できる人を増やしていく。



人生を成功談で語らない。
失敗も苦しみも含めて経験そのものに価値がある。
— 人生観
年齢や過去の挫折だけで、これからの可能性を決めつけない。以前の自分に戻ることにこだわらず、今の自分に合う働き方や暮らし方を選び直していきます。人生を立て直す道は、一つではありません。
自立は誰にも頼らず生きることではありません。必要な支えを借りながら自分の願いや意思を大切にする。一緒に考え自分に合う道を探すのです。支えてくれた人たちに恩返しする近道でもあります。
必要な情報にたどり着けず、選べるはずの道が見えないことがあります。信頼できる人から信頼できる情報を学び、自分に合う方法で、できる範囲で試し続け、仕事や暮らしに生かすことを大切にします。
成功だけでなく、失敗や迷いも振り返り、ほかの人が自分の人生を考えるために使える形で伝えます。自分の歩みを唯一の正解にせず、必要とする人の選択肢を増やすために経験を分かち合います。
「サードステージ」とは、年齢で区切るものではありません。病気や障害、挫折、人生の転機を経て、「これからは自分らしく生きる」と立ち上がった瞬間から始まる、新しいステージです。そんな人が未来へ希望を持てる場所を作る。そのために、学び・実践・対話・発信を行います。
サードステージ・アカデミーは、良い支援者を応援する場所です。医療・介護・福祉の現場で支える人を中心に、経験を語る当事者、良い職場をつくる経営者など、立場の違う人たちが混ざって学び合います。年齢は問いません。
ここには「教える人」と「教わる人」の上下関係はありません。当事者は経験を語ることで支援者を育てる側に立ち、支援者は学びを持ち帰って現場で生かし、経営者は良い職場をつくる側から関わります。立場や経験は違っても、思いを共感し合う仲間として、一緒につくっていくコミュニティです。
病気や障害、介護、失敗、人生の転機。どんな状況にあっても、人生はどこからでも、いつからでも、自分らしく選び直すことができます。その一歩を踏み出す人と、それを支える人を、応援し合える場所でありたいと思います。